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シャンプーにオリーブオイルを混ぜることについて解説!
オリーブオイルは主にイタリア料理などに使われる、とても身近な食用油ですよね。
しかし、実はそんなオリーブオイルはシャンプーに混ぜて使うと、髪の毛にいい効果をもたらすと言われているそうです。
果たして本当にシャンプーに混ぜても問題はないのでしょうか?
そして、髪の毛に対してはどんな効果が期待できるのでしょうか。
今回は、オリーブオイルの活用方法を詳しく解説していきます!
そもそもオリーブオイルの髪に対する効果とは
では、まずはオリーブオイルが髪へもたらす効果からチェックしていきましょう。
オリーブオイルにはスクワレン・ビタミンA・ビタミンE・オレイン酸・ポリフェノールといった栄養成分が豊富に含まれています。
この中でもオレイン酸は酸化しにくく、高い保湿力を持っていることから、頭皮の乾燥や髪の毛のパサつきを抑える効果が期待できます。
カラーリングやパーマなどで、傷んでしまった髪を保護するのにも役立つんですよ。
また、強い抗酸化作用を持つビタミンEは頭皮が老化するのを抑えつつ、ホルモンバランスを整える働きがあると言われています。
そして、スクワレンはサメの肝臓に含まれている成分で人の皮脂に近いと言われており、お肌に馴染みやすい成分。
頭皮を柔らかく保ち、髪に美しいツヤを与えてくれるでしょう。
このようにオリーブオイルには、髪や頭皮に良い成分がたくさん含まれていることが分かりますね。
シャンプーにオリーブオイルを混ぜるのはOK?
オリーブオイルは髪の毛にとって嬉しい効能があることが分かりました。
ではシャンプーにオイルを混ぜて使うことはできるのでしょうか?
全くダメというわけではありませんが、シャンプーに混ぜて使うことはあまりおすすめできません。
シャンプーに混ぜて洗えば髪がツヤツヤになるのでは?と思われる方がいるかもしれません。
実はシャンプーに混ぜると保湿効果は得られますが、シャンプー自体の有効成分が薄くなってしまうのです。
そのため、髪の毛に効果をもたらしたいのであれば、オリーブオイルとシャンプーはそれぞれ単体で使うのがベター。
しかしシャンプーに混ぜて使う以外に、一体どのような活用方法があるのでしょうか?
おすすめの活用方法を、次の項目で詳しく解説していきます!
シャンプーに混ぜる以外のオリーブオイル活用法
では実際に、美髪へ導いてくれるオリーブオイルの上手な活用法をご紹介します。
ご紹介する方法は全部で3つ。
どの方法も、それほど難しくないので始めやすいでしょう。
余ったオイルの使い道に困っている方、髪のパサつきが気になる方はぜひご覧ください。
トリートメントとして使う
1つ目にご紹介するのは、洗い流さないトリートメントとして活用する方法です。
シャンプーに混ぜるのはおすすめではありませんが、実はオリーブオイルは単体でトリートメントとして使うのには適しているんですよ。
まず、洗髪後の濡れた髪をしっかりとタオルドライしてから、ティースプーン1杯分程度のオイルを手に取ります。
そして、髪の毛先を中心に馴染ませていきましょう。馴染ませたあとはドライヤーを使っていつも通り髪を乾かせばOK。
オイルに含まれている栄養成分が髪の毛のパサつきやダメージを保護し、ツヤツヤの髪に導いてくれるでしょう。
使用上の注意点は、頭皮につけるのではなく髪の毛につけること。
頭皮についてしまうとベタつきを招き、毛穴を塞いでしまうこともあります。
また、髪が短い方はさらに半分程度の量でも大丈夫ですよ。
量は様子を見ながら少しずつ調節していってくださいね。
頭皮マッサージの際に使用する
2つ目は、頭皮マッサージと併用してオリーブオイルを使用する方法をご紹介しましょう。
頭皮マッサージに使用する場合は、まず乾いた髪をやさしくブラッシングしてから、手のひらでよく温めたオリーブオイルを頭皮全体になじませていきます。
オイルで頭皮の皮脂を浮かせてから指の腹を使って、くるくると円を描くようにマッサージしましょう。
頭皮の皮脂汚れが落ち血行が良くなり、頭皮の状態を健やかに保ちます。
約5分ほどマッサージを続けたあとは、お湯でしっかりとオイルを洗い流しましょう。
トリートメントとは違ってオイルを頭皮につけてるので、すすぎ残しのないように気をつけてくださいね。
シャンプーで2度洗いした後は、いつも使っているコンディショナーやトリートメント剤をつければ完了。
使用の目安は、1週間に1〜2回のペースで行うと頭皮環境を整えるのに効果的ですよ。
食事で摂取する
最後にご紹介するのはオリーブオイルを食事で摂取する方法です。
そのままサラダにかけて食べられるのはもちろん、炒め物に使ったり納豆に混ぜたりして食べるのも美味しいですよね。
前述のとおり抗酸化作用があるので、食事から体内に取り入れれば細胞の老化を防ぎ頭皮のアンチエイジング効果が期待できますよ。
また、オレイン酸の働きで、腸内環境を整え便秘を改善するデトックス効果もあると言われています。
ただ、注意したいのが過剰に摂取してしまうこと。
1日の摂取目安量はティーンスプーン2杯と言われています。
これ以上摂取してしまうと、皮脂の分泌量を増やして頭皮環境を悪化させてしまう恐れもあります。
適度に摂取する分には美髪へ導く以外にも、美肌作りや若々しい体を維持するためにも効果的なオリーブオイル。
美容面でも健康面でも嬉しい効能がたくさんあるので、ぜひ普段の食事に取り入れてみてくださいね。
髪の毛に使用していいオリーブオイルの種類は?
髪の毛への活用方法が分かったところで、次はオリーブオイルの種類についてご説明します!
実はオリーブオイルには「食用オイル」と「美容用オイル」があります。
ここで注意したいポイントが、ヘアケアアイテムとして活用したい時は「美容用」を使うこと。
「食用オイル」はその名のとおり食事として摂取するためのもので、肌に直接つけてしまうと刺激が強く負担となってしまうこともあります。
その点、美容用オイルは、食用オイルの中にある不純物を取り除き肌への刺激を抑えた処方となっているんですよ。
オリーブオイルは、それぞれの用途に合ったオイルを使うようにしましょう。
髪にいいオリーブオイルを紹介!
それでは最後に、髪の毛に使うのに適しているオススメのオリーブオイルをご紹介します!
美容用オイルを製造・販売している会社はたくさんありますが、商品によっては違いがあります。
何を使えばいいかお悩みの方のために、3つの商品をピックアップして、それぞれの特徴を比較してみました。
どの商品もオンライン通販サイトで購入することができるので、ぜひチェックしてみてくださいね。
小豆島オリーブオイル園 オリーブオイル
1つ目にご紹介するのは、小豆島オリーブオイル園から販売されたいるオイルです。
国産オリーブ栽培の元祖で、瀬戸内の観光スポットしても人気を集める小豆島。
上質なオリーブオイル100%を使っており、オレイン酸が豊富に含まれていることが特徴です。
髪の乾燥を防いで潤いを補給しつつ、ふっくら柔らかな頭皮へ導く効果が期待できますよ。
髪用オイルとしてはもちろん、顔やかかと・肘など、全身に使えるので1本あると重宝しますね。
1本80mlで1,300円(税込)と、今回ご紹介する商品の中でもリーズナブルで手に入るのも魅力的なポイントです。
井上誠耕園 美容オリーブオイル
2つ目にご紹介するのは同じく小豆島にあるオリーブ農家、井上誠耕園の美容オリーブオイルです。
無香料・無着色の天然オリーブ100%なので肌に刺激を与えず、顔・髪・全身用のケアとして使うことができますよ。
スペイン・アンダルシア州産の良質なオリーブオイルを主原料としています。
40年以上にわたり改良を重ねて製造されたオイルはサラッとしたテクスチャーで、しっとりと髪を潤しながらもベタつきが気にならない使い心地。
このしっとり成分の正体は、皮脂や母乳に含まれる天然成分である、オレイン酸トリグリセリドです。
このオレイン酸トリグリセリドはオイルを伸ばした時に薄い膜を作り、頭皮や髪内部の水分をしっとり守ってくれるそうです。
75mlで2,700円(税込)ですが、30mlタイプ1,296円(税込)もあるので、まずはお試しとして小さい容量から購入するのをおすすめします。
DHC オリーブバージンオイル
3つ目にご紹介するのは、テレビCMでおなじみのメーカーDHCから出ている、オリーブバージンオイル。
天然オリーブ100%のオーガニック美容オイルで、無香料・無着色・パラベンフリーなのでお肌の弱い方でも安心して使用できます。
濡れたお肌や髪の毛にもスッと馴染みやすいので、お風呂上がりにすぐ使えるのも魅力ですね。
DHCのオイルは、オリーブ果実の持つ栄養成分を損なうことなく、お肌に負担をかける成分を取り除くことに成功。
酸価0.1%以下にこだわって作られた高品質な美容オリーブオイルだからこそ、髪の毛はもちろん顔の美容オイルとしても安心して使えますね。
通販だけではなく、コンビニやドラッグストアにも置いているので、ぜひチェックしてみてくださいね。
こちらのオイルは30mlで3,909円(税込)と少しお高いですが、少量でも十分伸びるほど馴染みがよく使いやすいですよ。
まとめ
今回はオリーブオイルが持つ髪の毛への効果や、活用法をご紹介しました。
皆さんの身近にあるオリーブオイルですが、髪の毛にまで効果があるなんて驚きでしたね。
もちろん髪の毛だけではなく、美容や健康にも役立つアイテムです。
オリーブオイルを正しく使って、美しい髪を手に入れましょう!