髪の毛の根元が折れるのをなんとかしたい!
髪の毛の根元がポキっと折れてしまったこと、ありませんか?
せっかく頑張って伸ばした髪が根元から折れてしまうと、とても残念ですよね。
今回は毛先ではなく、髪の毛の根元が折れる現象についてご紹介します。
なぜそんな現象が起きてしまうのか、その原因と対処方法についても解説していきますよ。
髪の毛を梳かした時や触った時などに、根元が折れている感覚がある方は必見です!
髪の毛が根元で折れるのはなぜ?
まずはじめに、髪の毛が根元で折れる原因について解説します。
根元からポッキリ折れてしまっている場合には、以下の2つが原因として考えられます。
- 髪の毛が傷んでいるため
- 縮毛矯正の失敗によるもの
①は普段の生活習慣などで起こり得る、根元折れの原因です。
②は、美容院で縮毛矯正を失敗してしまった場合に起こる、根元折れの原因です。
では、それぞれについて、もう少し詳しく解説します。
髪の毛が傷んでいる
まず最初に考えられるのは、髪の毛の傷みによる根元折れです。
美容院で縮毛矯正をした経験がなく、髪の毛の根元が折れている場合には、こちらの可能性が高いでしょう。
これは、毛先が折れるのと同じ症状が、根元にも起きているということです。
とはいえ、根元は新しい髪の毛が成長してくるため、そこまで傷むことは滅多にありません。
栄養が届きにくい毛先ではなく、根元が折れている場合には、ヘアケアに十分気を使いましょう。
縮毛矯正の失敗
次に考えられるのが、縮毛矯正に失敗して根元が折れてしまった場合です。
美容院で縮毛矯正をした後から根元折れが起きているのであれば、縮毛矯正の可能性が高いでしょう。
では、なぜプロである美容師さんが施術したにも関わらず、髪の毛の根元が折れるのでしょうか?
その原因として、以下2つの可能性が挙げられます。
- 薬剤を根元までつけてしまった
- アイロン方法に誤りがあった
どちらも、美容師さんが失敗してしまって起こるものです。
では、この原因について詳しく解説していきます。
薬剤を根元までつけてしまう
縮毛矯正で髪の毛の根元が折れる原因の1つは、薬剤のつけ方が誤っていることです。
通常であれば、薬剤を塗布する場所は髪の毛の根元から1cm以上離さなければいけません。
当日、やたら根元からぴったりしたストレートになり
後頭部のつむじがカツツと根元が折れていました。
その位ならと数日過ごしていましたが、
1週間位から頭頂部全体が根元が張り付いてジョリジョリしてきました。出典 : 場末のパーマ屋の美容師日記
こちらの方は、つむじの部分から根元が折れてしまったそうです。
根元から薬剤がついてしまうと、上記の口コミのような症状が起こります。
根元を折り曲げてアイロンしてしまう
縮毛矯正は、薬剤を塗布した後にアイロンでまっすぐ伸ばします。
このとき、髪の毛の生え癖に合わせてアイロンをするのが正しい方法です。
しかし、生え癖を無視してまっすぐアイロンをかけてしまうと、根元が折れてしまうのです。
これも美容師さんが失敗してしまった結果です。
では、もし縮毛矯正時に失敗すると、どのようなリスクがあるのでしょうか?
髪の毛が根元で折れるとどんなリスクがあるの?
根元が折れてしまった場合、折れた部分から切れ毛になってしまう可能性があります。
また、切れ毛にならず伸びたとしても、根元は折れたままなのでヘアスタイルに支障が出る場合もあるでしょう。
せっかくキレイにするために縮毛矯正をしたにも関わらず、逆効果になってしまったらガッカリですよね。
では、こんなときどのように対処したら良いのでしょうか?
対処方法については、次でご紹介します。
髪の毛の根元での折れ毛を直すには?
気になる髪の毛の根元を直すには、以下の2つの方法が考えられます。
- 再度美容院に行って直してもらう
- 一度切ってしまいまた伸びるのを待つ
一度髪の毛が折れるまでダメージを受けてしまうと、基本はカットする必要があります。
しかし、毛先と違い根元からカットするのは躊躇してしまいますよね。
そこで、根元折れを直す場合には、最初に美容院へ相談してみることをおすすめします。
再度美容院に行って直してもらう
髪の毛の根元折れに気がついたら、再度美容院に行って相談してみましょう。
縮毛矯正を受けた美容院であれば、大抵は無料で直してもらえます。
美容院で直す場合には、2通りの方法が考えられます。
根元が折れる原因となったのが薬剤だけであれば、再度薬剤を使って直せる可能性があります。
この場合には回数を重ねて、少しずつ直していくことになります。
アイロンで折れてしまっている場合には、ある程度伸びてきてから薬剤とアイロンを使って直します。
一度切ってしまいまた伸びるのを待つ
美容院で直してもらおうと思っても、髪の毛が負担に耐え切れず切れてしまうことがあります。
ダメージが原因で起こる切れ毛のことを「段毛」と呼びます。
段毛、もしくは髪の毛が完全に縮れてしまった状態の「ビビリ毛」は、根本から直すことはできません。
根元からポキっと折れてしまった髪の毛は、段毛と同程度のハイダメージを受けているといって良いでしょう。
そのため、ある程度伸びたところで一度切ってしまった方が、キレイなヘアスタイルにすることができるでしょう。
まとめ
今回は、髪の毛が根元から折れる原因と対処方法についてご紹介しました。
毛先が折れる原因は生活習慣の乱れや、ヘアケアの誤りが大きな要因となります。
しかし、根元が折れる原因は自分のケアではなく、美容師さんの失敗によるものも多いのです。
縮毛矯正をすることが多い方は、信頼のおける美容師さんへお願いした方が良いでしょう。
もし失敗されてしまった場合には、同じ美容師さん、もしくは他店の美容院へ行き相談してみましょう。