髪の毛がどんどん後退している…防ぐにはどうすれば良い?
年を重ねても髪の毛の量が多いと、若々しい印象を与えるもの。
しかし、そんな願いとは裏腹に、年々薄くなっていくのを実感されている方も多いのではないでしょうか。
とくに、男性の場合は生え際が後退していき、おでこが広くなっていくのに不安を感じている方もいるでしょう。
なんとか食い止めたい生え際の薄毛ですが、薄くなってしまう原因は何なのでしょうか?
今回はその原因と対処方法について、詳しく解説します。
髪の毛が後退する理由とは?
髪の毛が後退する現象を食い止めるためには、後退する理由を知っておく必要があります。
理由を知っておくと、症状に適した対処をすることができますよ。
髪の毛が後退している場合に考えられる原因には、以下の4つが挙げられます。
- AGAの進行
- 不規則不摂生な生活習慣
- 頭皮へのダメージ
- ストレス
これらは、頭皮や髪の毛にダメージを与えて、健康な髪が生えるのを邪魔する原因になります。
では、それぞれの原因について詳しくご説明していきましょう。
AGAの進行
AGAは、以下のホルモン・酵素・受容体それぞれの働きにより起こります。
名称 | 働き | 遺伝情報の有無 |
テストステロン |
男性ホルモンの一種 筋肉を作り、声変わりを促すなど、男性らしい身体を作るために必要 |
分泌量は遺伝情報に左右される |
5αリダクターゼ | 還元酵素と呼ばれるもの テストステロンに働きかけ、ジヒドロテストステロンに変換する Ⅰ型とⅡ型の2種類がある |
量は遺伝情報に左右される |
ジヒドロテストステロン (DHT) |
男性ホルモンの1種 テストステロンが変性したもので、抜け毛を促進する作用がある |
上記2点の量に左右される |
アンドロレセプター | 受容体のこと ホルモンを受け取って、その作用を発現させる 感受性が高ければ高いほど、作用しやすくなる |
遺伝情報に左右される |
すべて遺伝情報に左右されますが、生活習慣によっても進行の早さは異なります。
不規則不摂生な生活習慣
AGAに限らず、薄毛の症状は生活習慣の乱れが原因で悪化します。
たとえば、脂肪分の多い物ばかり食べていると、皮脂の分泌量が増加します。
すると、頭皮の皮脂が毛穴に詰まり、髪の毛の成長を阻害して抜け毛を引き起こしてしまうことも。
また、睡眠不足による自律神経の乱れも、皮脂バランスを崩す原因となります。
特に、皮脂の過剰分泌は髪の毛が後退と関係するため注意しましょう。
頭皮へのダメージ
健康な髪の毛が生えるためには、健康な頭皮であることが必要不可欠。
反対に考えると、不健康な頭皮だと髪の毛の成長を阻害してしまうとも言えます。
そうならないためには、頭皮へのダメージをなるべく抑えるようにしましょう。
とくに、パーマやヘアカラーによる薬剤のダメージは深刻です。
おしゃれを楽しみたいのであれば、適度な頻度で行うようにしましょう。
また、紫外線も髪の後退を促進する要因となります。
UVカットスプレーや帽子を使って、紫外線をカットすることが大切です。
ストレス
最後に注意したいのが、ストレスによる髪の後退です。
ストレスには、大きく分けて「肉体的」と「精神的」の2つがあります。
このうち、とくに注意したいのが精神的なストレスです。
ストレスが溜まると、自律神経の乱れを引き起こし、皮脂の分泌量が増え薄毛を進行させかねません。
また、以下のようにストレスが原因で薄毛になる病気も存在しています。
病名 | 特徴 |
円形脱毛症 | ストレスが原因で起こる、自己免疫疾患と考えられている いわゆる10円ハゲのこと |
抜毛症 | 意識的もしくは無意識的に、自らの髪の毛を抜いてしまう病気 |
上記の2つは生え際の後退ではありませんが、薄毛の原因となるため予防が必要です。
髪の毛が後退しているのを防ぐためにできること
髪の毛が後退する理由として考えられるものを、4つご紹介しました。
こうした原因となる状態を続けていると、それだけ生え際が後退しやすくなってしまいます。
では、このような事態を防ぐためには、どうしたら良いのでしょうか?
ここからは、髪の毛の後退を防ぐ方法についてご紹介します。
現在すでに薄毛に悩まされている方はもちろん、生活習慣や遺伝に不安がある方は、ぜひ読んでみてくださいね。
育毛剤を使用する
髪の毛1本1本が、細くて弱々しくなってきた。
そんなときには、育毛剤の使用がおすすめです。
育毛剤は、今現在生えている髪の毛の健康を取り戻すための成分が配合されています。
そのため初期の薄毛で、髪の毛の本数自体はある程度残っている人の使用が向いているでしょう。
育毛剤にもさまざまな種類がありますが、成分・価格・フォロー体制が商品を選ぶ上で大切なポイントですよ。
おすすめの育毛剤を3つご紹介するので、ぜひこちらも参考にしてみてくださいね。
プランテルEX
おすすめ育毛剤のご紹介をするのであれば、外せないのがプランテルEXです。
プランテルEXは、売り切れや品薄が続いているほどの人気商品です。
内容量 | 50ml |
単品価格 | 13,800円(+送料640円) |
定期購入価格 | 9,700円(送料無料) |
配合成分数 | 植物由来成分23種類 アミノ酸16種類 |
期待できる効果 | 5αリダクターゼの働きを阻害 ヘアサイクルを整える 血行促進 頭皮環境の改善 |
特徴 | 6つの添加物が無添加 30日間全額返金保証付き(定期・セット購入のみ) 定期便は1回でも解約可能 製薬会社・毛髪診断士・スカルプケアサロンの共同開発 |
プランテルEXのポイントは、髪の毛が後退する原因となる、5αリダクターゼを阻害する効果が期待できること。
これは、独自配合のペブプロミンαがもたらす作用でプランテルEXでした試せない成分。
AGAによる髪の毛の後退を食い止めたい方は、プランテルEXがおすすめですよ。
ただしプランテルEXは、2018年に登場してから予約が殺到しているようです。
その影響で商品の供給が間に合わず、公式サイトにアクセスしないと現在も購入できるかわからない状態です。
下記のボタンからアクセスし、問題なくサイトが表示されれば注文できるので、ぜひ一度チェックしてみてくださいね。
ポリピュアEX
2つ目にご紹介する育毛剤は、ポリピュアEXです。
ポリピュアEXは、頭皮環境を整えることに特化した育毛剤として人気を集めています。
内容量 | 120ml |
単品価格 | 7,800円(+送料650円) |
定期購入価格 | 6,800円(送料無料) |
配合成分数 | 有効成分4種類 独自海洋酵母エキス2種類 |
期待できる効果 | 5αリダクターゼの働きを阻害 血行促進 頭皮環境の改善 |
特徴 | 4つの品質基準をクリア 45日間全額返金保証付き(定期購入のみ) 定期便は1回でも解約可能 |
ポリピュアEXは、とある海洋酵母エキスについて研究していたところ、頭皮環境の改善に役立つことが分かり開発された育毛剤。
その酵母エキスをバイオポリリン酸と言い、乾燥した頭皮を保湿し柔らかく保つ効果が期待されています。
乾燥した頭皮からは健康な髪の毛は生えてこないので、しっかりと頭皮から整えることは育毛する上で大切なことなんですね。
頭皮環境の荒れが気になる方は、まずはポリピュアEXでケアを始めてみてはいかがでしょうか?
フィンジア
3つ目にご紹介するのは、元K-1世界チャンピオンの魔裟斗さんがイメージキャラクターを務めているフィンジアです。
魔裟斗さんといえば、アシメやツーブロック、ソフトモヒカンなどおしゃれな髪型を楽しまれていますね。
内容量 | 50ml |
単品価格 | 12,800円(+送料640円) |
定期購入価格 | 9,980円(送料無料) |
配合成分数 | 毛髪成分10種類 |
期待できる効果 | 5αリダクターゼの働きを阻害 頭皮環境の改善 発毛の促進 |
特徴 | 2代次世代スカルプ成分を配合 独自のゲートアクセス理論 30日間全額返金保証付き(初回購入時のみ) 定期便は1回でも解約可能 |
フィンジアは独自のゲートアクセス理論を採用しています。
これは、カプサイシンの働きで、頭皮の毛穴を拡げて奥まで育毛成分が浸透するのを助けるんだとか。
加齢やストレス等で硬くなった頭皮にお悩みの方は、フィンジアがおすすめです。
育毛シャンプーで洗髪する
積極的に育毛を目指すのであれば、育毛剤がおすすめです。
それと同時に、薄毛が進行しないように対処していくと、より高い育毛効果が期待できます。
対処方法としては、育毛シャンプーの使用がおすすめです。
育毛シャンプーには、頭皮環境を整える成分が配合されています。
頭皮環境を整えると、抜け毛を防ぎ健康な髪の毛が生える土台を作ることができるのです。
育毛シャンプーにもさまざまな種類がありますが、髪の毛の後退にお悩みの方にはチャップアップシャンプーがおすすめです。
チャップアップシャンプーは、美容師と毛髪診断士が共同で開発した、育毛用シャンプーです。
頭皮の負担になるシリコンや合成着色料など、6つの添加物は配合されていません。
主成分となる洗浄剤は、アミノ酸系と呼ばれる肌に優しい成分を使っています。
赤ちゃんでも使える低刺激性で、頭皮に必要な皮脂は残しつつ、汚れはしっかりと取ってくれますよ。
AGA治療薬を服用する
育毛剤や育毛シャンプーは、ある程度髪の毛が生えている方におすすめの対処法です。
しかし、すでに薄毛が進行している場合には、劇的な効果が期待できるものではありません。
生え際がだいぶ後退していて、誰が見ても症状がわかる状態であれば、AGA治療薬を服用しましょう。
AGA治療薬のなかでも、とくに有名な2種類をご紹介します。
フィナステリド配合薬
後退を防ぐ治療薬の1つ目は、フィナステリド配合薬です。
フィナステリドとは薬の主成分で、5αリダクターゼを阻害する働きがあります。
フィナステリドを配合しているAGA治療薬には、以下の製品があります。
- プロペシア
- フィンペシア
- フィナステリド錠
これ以外にも海外製品がありますが、日本のAGAクリニックで処方されるのは上記の物が一般的です。
なかでも、プロペシアは髪の後退に悩んで調べたことがある方なら、目にしたことがあるのではないでしょうか?
そんなメジャーな薬でもあるフィナステリドですが、作用するのは5αリダクターゼのⅡ型のみとなります。
生え際の後退にはⅡ型が密接に関わっているため、後退を防ぐためにはフィナステリド配合薬が適しているのです。
ミノキシジル配合薬
2つ目は、ミノキシジル配合薬についてです。
先ほどのフィナステリドは、AGAの進行を抑制する効果がありました。
しかし、それだけでは髪の毛を生やす効果まで得ることはできません。
そこで活躍するのが、ミノキシジル配合薬です。
ミノキシジルは血管を拡張させる作用があり、これにより身体の隅々まで栄養素を届ける働きをします。
これはもちろん頭皮も同様で、栄養が頭皮に行き渡るため発毛を促す効果が得られるのです。
専門クリニックへ受診する
セルフケアで限界を感じたら、専門クリニックを受診しましょう。
AGA・薄毛の専門クリニックの開業数は、年々増えています。
これは、現代人にとってそれだけ需要があるとも言えますね。
さて、そんな専門クリニックの中でも、おすすめしたいのがAGAヘアクリニックです。
AGAヘアクリニックでは、先ほどご紹介したフィナステリドやミノキシジルといった治療薬を取り扱っています。
先ほど生え際の後退にはフィナステリドとお伝えしましたが、頭皮全体にも効果があるデュタステリドも処方が可能です。
また、薬の副作用に不安を感じている方は、サプリメントから始めることもできますよ。
まずは、無料カウンセリングや無料テレビ電話診療を受けてみてはいかがでしょうか?
髪の毛の後退を防ぐために行うべきチェック項目って?
薄毛が気になった場合に防ぐ方法としては、上記のような対処がおすすめです。
これらの方法は、早期に防ぐようにすればするほど、予防・改善効果が高まります。
つまり、どれだけ後退にすぐ気が付けるか、防ぐための手段を取れるのかが大切なのです。
最後に、髪の毛が後退しているか、防ぐ必要があるのかどうかのチェックポイントをご紹介します。
頭皮の状態
まずは、頭皮の状態を確認してみましょう。
さっそく、頭皮を触ってみてください。
触ってみて、カチコチにこり固まっていませんか?
頭皮は前後左右に、ある程度動かすことができますか?
もしも、ほとんど頭皮を動かせずに、こり固まってしまっている場合、薄毛が進行する可能性があるでしょう。
なぜなら、健康な頭皮は柔らかく、ある程度動かすことができるためです。
また、硬さだけでなく皮膚の色が青みがかった色以外なら注意が必要です。
頭皮の血行不良や、栄養不足の状態になっている可能性があります。
このような症状が起きていれば、生え際の後退を防ぐ行動を取り始めた方が良いでしょう。
抜け毛の状態
続いて、抜け毛が増えていると感じる方は、抜けた髪の毛の状態を見てみましょう。
抜け毛の先、毛根の色はどうなっているでしょうか?
黒ずんでいたり、白い膜のようなものが付いていたりしたら要注意。
このような状態の抜け毛は、自然に抜けたものではなく、異常があって抜けたものなのです。
また、抜け毛の量も同時にチェックしておくことが大切です。
健康な髪の毛でも1日100本程度は抜けると言われていますが、300本を超すようなら髪の毛の後退が始まっている合図かもしれません。
おでこの広さ
髪の毛の生え際が後退しているときに、必ずチェックしておきたいのはおでこの広さです。
おでこは生まれつき広い人も狭い人もいますが、5~6cmが平均的な長さだそうです。
つまり、これを超えるとおでこが広いと言えるのです。
とあるアンケートでは、男女ともにおでこの広さが7cmを超えると薄毛の印象を与えるとの結果が出たそうです。
髪の毛の後退が気になる方は人から見ても薄毛のイメージを与えるのかどうか、一度おでこの広さを確認してみましょう。
生え際の毛の状態
最後に、生え際の毛の状態を確認してみてください。
生え際の部分に、細い産毛のような毛はありませんか?
これは、通常の健康な髪の毛であれば見られない症状です。
考えられる要因には、以下の2つがあります。
- 髪の毛の栄養不足
- ヘアサイクルの異常
前者の場合、髪の毛に栄養が行き渡っていないために引き起こされます。
そして、後者のヘアサイクルとは、簡単に言うと髪の毛が成長する周期のことです。
この周期が安定していれば健康な髪の毛が生えてきますが、周期が乱れると髪の毛が細くて短いまま成長がストップしてしまうのです。
生え際に産毛が見られるようになったら、早急に薄毛ケアを始めるようにしましょう。
まとめ
今回は髪の毛が後退する原因と、後退を防ぐ方法についてご紹介しました。
生え際は他人からも見られやすい場所のため、気になってしまう方も多いでしょう。
しかし、反対に言えばそれだけ自分でも薄毛の進行に気が付きやすい場所なのです。
生え際の後退に早く気付ければ、それだけ早く防ぐことができます。
前向きに対処していけば、改善する見込みも十分にありますよ。
髪の毛と上手に付き合って、自分に合った治療方法を見つけていきましょう!